フライトの準備・・・結構地味な感じ
フライトの前には気象情報のチェックが欠かせないとのこと。これが結構地味な作業。特に軽飛行機ではフライト可能な条件が厳しいらしい。出発空港や到着空港では5km以上の視程(肉眼でモノがはっきりと見える距離)と1000ft(1ft=0.3m なので 300m)以上の雲底高度が必要。こうした情報をどこから得るのかというと、主な空港で提供されるMETAR(メター。定時に発表される実況気象)やTAF(タフ。空港ごとの予報気象)などであるが、これが暗号のようで慣れないととっつきにくい。また、気象情報とともに、NOTAM(ノータム。航空情報)も確認しておく。これは航空機の運航にかかわる様々な情報で、たとえば空港の工事情報などが把握でき、これらは「AIS JAPAN」のサイトから入手できる。
METAR/SPECI/SCAN(近畿)
2014/11/11 13:00-2014/11/11 13:59 JST
13:30 RJBB 1104302 36008KT 320V039 9999 FEW035 18/07 Q1012 NOSIG RMK ICUJ035
時刻 地点略号 UTC時刻 風向きと風速(KT) 風向きの変動 視程(m。9999は10km以上) 雲の量と高さ、気温と露天温度(℃) 気圧(hpa) 雲の量と種類、高さ
TAF
2014/11/11 06:00-2014/11/11 08:59 JST
08:05 RJBB 102305Z 1100/1206 04009KT 9999 FEW030 BECMG 1118/1121 26013KT=
時刻 地点番号 発表時刻(UTC) 予報範囲の日付と時刻 風向きと風速 視程 雲の量と高さ 天気の変化傾向 予想時刻 予想される風向きと風速
てな感じ。んーむずかしい。
ちなみにUTCというのは「協定世界時」のことで日本標準時(JST)はUTCより9時間進めた時間である。
ひとつひとつ勉強しないと情報が入ってこないけど、まずはこういう情報でフライト前の気象情報を確認するのだ、ということがわかればいいのかな。
では今日はこのへんで。