好きなコト探し ~航空機編~

子供のころに興味を持ったこと、ワクワクしたことを思い出そうとしたときにフッと浮かんだのが「乗り物の運転座席」。近くの神社横の公園に置いてあった廃車のバス。運転席に座って子供の力ではまったく動かない大きなハンドルを握って、この巨体を操る妄想に浸った時、この上ないワクワク感を感じた。クルマ、オートバイ、電車、飛行機。乗り物の操縦席に座り計器類を眺めているだけでそのかっこよさに憧れを抱いたものであった。我が家には自家用車がなかったので、新聞のチラシに入っている新車の広告にも心躍った。学生時代には初めて自分の車を所有したが、当時の自分にはとても手が届かなかったが、プレリュード、スープラソアラ、シルビア、レガシーツーリングワゴン・・・数々の人気車が道路で走っている姿を見るだけで興奮した。カーテレビが無かった時代、派手な色遣いのイルミネーションが流行ったカーオーディオ、好きだったのはカロッツェリアのロゴの入ったスピーカー。テンションが上がった。

社会人となり、仕事で実績を上げることが人生の中心テーマとなり、「自分の好き」をどこかに置き去りにしてしまった。休日は刺激を受けることよりも休息を選んだ。40歳のとき、たまたま旅行で行ったカワサキワールドで大型バイクにまたがり久しぶりの感覚。バイクの免許を取ったまでは良かったが、「事故のリスク」に直面する出来事が相次ぎ、バイクの購入を断念、またもやワクワクから遠ざかった。

あれから10年。再び自分のワクワクを求めるキッカケがやってくる。バイクには未練がある。でもまだ現実のリスクに抗う気にはなれない。自分が運転しなくても、そのスキルそのものがステータスともなりうるもの、「飛行機」にたどり着いた。

これが本当に自分の好きなことなのか、まだ確信は持てないがまずはやってみるべき。早速「月刊エアライン」と「飛行機のしくみ パーフェクト事典」を書店で購入。専門用語はチンプンカンプンであるが、写真を眺めているだけでも楽しいと感じる。最初はこんなところか。f:id:hisia:20200609210333j:image

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空港で飛行機を眺めたり、写真を撮ったり、飛行機模型やパーツ収集、フライトシミュレータ体験などやりたいことはいろいろあるが今はコロナでできないことが多い。これもプラスにとらえてイメージや知識をたくさん蓄える時間に使いたい。

航空機マニアへと成長できるのか、このブログの力も借りて自分が楽しいと思えることを思いっきり発信してみたい。